本日は、情報メディア学科 鈴木セミナーの作品発表会でした。
鈴木セミナーでは、この半期ProcessingとMakey×Makeyを利用した。簡単な体験型ゲームの制作をおこないました。Makey×Makeyは、様々なオブジェクトを簡単にコントローラーに変えることができるツールキットです。
このツールキットを使っってユニークなインタフェースを備えた体験ゲームを考えることが、今期の鈴木セミナーの課題でした。KAIT工房を利用して、それぞれのチームが独自のインタフェースを開発し、ゲームと連動させました。それでは、最終発表された作品を簡単に紹介します。
作品1「山猿パニック」
山から猿がフルーツを盗みにくるので、猿にとられたフルーツを取り返すゲームです。猿にとられたフルーツを実際に触ることで、フルーツを取り返すことができます。画面外に運ばれていくフルーツを守った時間を競い合います。
作品2「沈没船ゲーム」
このチームでは、壁型のインタフェースが制作されていました。壁は、舟底という設定で、水が漏れてくる場所をトンカチで直すゲームです。画面に水が漏れて来る場所が表示されるので、該当箇所を5回トンカチで叩くとなぜか水が漏れなくなります。船の航海が終了するまでに沈没しなければゲームクリアとなります。
ゲームの難易度設定がシビアだったため、かなりいい運動になりました。
作品3 「花咲かせゲーム」
花咲かせゲームは、水を花瓶?に入れると、画面に表示される芽が花になるというユニークなゲームでした。小型のじょうろを使って、芽が生えた場所の花瓶に水を注ぎます。水を使い切ると終了なので水を使うペース配分も考る必要があります。
今回の作品はどれもプロトタイプで、完成度もそれほど高いものではありませんでしたが、自分たちが考えたアイデアを形にし、実際に遊べるものになりました。今回の経験を4年生になったときの卒業研究に活かして欲しいです。