2014年4月9日から5日間、フランス西部にあるラバルでラバル・バーチャル(LAVAL VIRTUAL)が開催されました。ラバル・バーチャルとは、バーチャルリアリティ及び課題解決に結びつく技術のあり方(コンバージング・テクノロジー)の国際会議です。この会議では、日本からの展示品も含め、バーチャルリアリティ、拡張現実感など最新の技術や新しいアプリケーションなどが展示されました。
今回本校からは牧先生と白井先生、谷中先生が出展しました。「Diamond Tableau」という作品で、タブレットに3DCGが映し出されていて、様々な角度から見ると立体の表面が美しく変化していくそうです。谷中先生は裸眼立体視システムを、牧先生は3DCGのマテリアルを担当されました。
本来立体視では奥行や臨場感を目的とした作品が主でしたが、作品を傾けることによって表面が様々な見え方になるような新しい表現方法に着目した作品になっています。製作期間は大体3~4ヶ月で、実際に作成して、見え方が変化したのを直に感じることができたのが印象的だったそうです。
これが「Diamond Tableau」です。宝石をイメージされたそうです。どれもキラキラしていて、不思議な雰囲気を持っている気がします。左:空中に浮いた氷、中央:オパールの花、右:氷の化石
オパールの花。オパールは様々な角度から見ると虹色に輝く宝石です。この作品も色んな角度から見てみたいですね
氷の化石。透明感に溢れていて、触ると壊してしまいそうな儚さがあります。化石でも触るとひんやりするのでしょうか?
空中に浮いた氷。不思議な雰囲気を持っている作品です。これはダイヤモンドでしょうか? 様々な方向を向いた氷は光り方がそれぞれ異なっていて神秘的です
子供が実際に作品を眺めています。ずっと眺めていられる美しさだからこそ、肘をついて落ち着く格好をしているのでしょうか?(笑)
写真を見ていただくとわかりますが、とても美しいアート作品で何時間でも眺めていられます。是非生で作品を見てみたいものです。
開催された場所がフランスということで、フランスの魅力について牧先生に伺ってみました。
ということで、ここからはフランス巡りをしていきましょう!
ラバルはフランスの田舎ですが、古き良き伝統の残る雰囲気の良いところです。車窓から見える菜の花畑は、自然の美しさを感じます。
車窓からの眺め。広大な青空と美しい菜の花畑がどこまでも広がっています
フランスでは昼食の時間を大事にするそうで、とても長い時間を取るみたいです。日本では30分くらいですが、フランスだと2,3時間は普通だそうで驚きました。特にクレープが美味しいとのことでした。他にも、お菓子ではマカロンやチョコレートも先生のオススメだそうです。フランスに行く機会があったら食べに行きたいですね。
美味しそうなマカロン。流石、本場だけあって品数豊富です
デザインから凝る、流石フランスというべきか。味もきっと美味しいはず…
これが噂のクレープ! 思っていたより見た目が素朴だけど、味は折り紙つき。値段もそこまで高くないみたいなので、フランスに行く際は是非
今回はフランスで開催されたLAVAL VIRTUALと、開催された土地、フランスについて書いてきました。
最新のバーチャルリアリティが見られるということで、一回だけでも行ってみたいですね。実際に体験できるブースもたくさんあるようなので、行って損はないと思います。
フランスのラバルも田舎ということですが雰囲気がとても好みなので、おいしいお菓子を食べつつフランスをまったりと満喫してみたいものです。