科学の広場〜神奈川県立青少年センター〜

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6/16に神奈川県立青少年センターで行われた体験型科学のひろばへ取材しに行ってきました。本学科からは白井研、小阪研の2つの研究室と鈴木先生のワークショップが出展していました。

担当 関

白井研究室

白井研究室での展示内容は、「霧箱」、「2X3D」、「ラジコンヘリの操作」、「Unity」でした。中でも目を引いたのが霧箱です。霧箱とは、100年以上前に発明された、アルコール蒸気を用いて過飽和状態を作り出し放射線を可視化する・・・わかりやすく言えば、放射線を目に見えるようにする装置です。昨年3/11に起きた東北大震災、それにより引き起こされた原子力発電所の事故で問題になった放射線です。マスメディアが大きく取り上げたことで、多くの人々が放射線の被爆に対して不安を抱きました。「目に見えない」ということが拍車をかけていました。そこで「放射線が見えないことで起こる不安を解消する」という考えの下、この霧箱を展示したそうです。「放射線を見ることで恐怖心を軽くしてもらい、信憑性のない情報に流されるような事がなくなれば良い」と仰っていました。展示スタッフには原発のそばに住んでいたという学生も参加しており、「家族は散り散りになってしまい相談する相手が居なかった」、「知識がなく影響を知らないが故にメディアの情報に過敏になってしまい、不安感でいっぱいだった」などの生の声も聞かせていただきました。私たちにとっては過去のこととなりつつある震災・原発事故ですが、現地の方々にとっては現在進行形で起こっていることなのです。人々が原発のことを忘れようとしていく中で、こうして起きたことを伝えていくことの大切さを改めて考えさせられました。

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