米国のメジャーCGアニメーションスタジオ、ドリームワークスアニメーションの現役CGエフェクトアーティスト、デービッド・バゼロン氏による実習および講演会が8月26日~30日に行われました。
バゼロン氏の関わった代表作品は「シュレック・フォーエバー」「長靴をはいたネコ」「モンスターvsエイリアン」など。
実習は、本学50周年記念事業学生チャレンジプロジェクト“短編フルCGアニメーション制作”におけるエフェクト制作をテーマに5日間行われました。
今回の実習では、煙・水など、流体の作成に焦点を当てた授業が行われました。3DCG制作ソフト上で、煙や水発生の制御方法を学びました。授業はすべて英語で行われます。
実習の最終日である8月30日には講演会が行われ、ドリームワークスの秘蔵VTRの紹介や、Bazelon氏の仕事内容、学生時代の活動などを中心にお話ししていただきました。
ドリームワークスでの長編映画の制作工程やそのメイキング映像とともに、そのような体制で制作が行われるかのお話が聞けました。実際に映画館でみた映画作品の裏側を垣間見れる、たいへん貴重な機会となりました。
また、大手スタジオに就職するためにバゼロン氏が学生時代に意識したこと、就職活動時につくる作品集づくりのポイントなどのお話もありました。